私が高校生だった時も不登校の高校生がいました。
同じクラスでしたが、特にいじめがあったような様子も無く、なぜ学校に来ないのか、その理由は分かりませんでした。
来なくなった当初こそ、クラスの仲間も気に掛けていましたが、しばらくそれが続くと、慣れというのか、それが当たり前、何も変わったことは起きていないとでも言うように普通の学校生活が過ぎていきました。
そんな私が、不登校になった友人について思い出すきっかけになったサイトがあります。
不登校の高校生だった管理人が自立を目指すサイトというサイトで、不登校になるきっかけ、その時の精神状態、心の葛藤を正直に打ち明けている内容です。
こうした辛くて、しかも自分では打開する力も無いことに情けなさと苛立ちを感じて苦しむ様子は、おそらく友人の心の内にもあったのでしょう。
不登校になってしまった人たちは、多少の違いはあってもこうした心に傷を負ってしまっているのです。
しかしこのサイトは、それでは終わりません。
その後、高校を中退したのですが、自立する為にこれからの生き方を模索する様子が描かれていました。
バイトをする、高校卒業の資格を取る為に通信制に通いなおすか大検を受けるか思い悩むといった苦労が書かれています。
しかし、その内容は決してマイナスとなるものではありません。
誰もが成長していく上で直面する悩みの一つと同じもので、より良い人生にする為に必要な悩みなのです。
悩みの内容がここまで変わってくると、不登校の壁を突き破ったように感じる事が出来ました。
このサイトに目を通して私が感じたこと、それは、今まさに不登校の高校生である若者にこのサイトを見てもらいたいという思いです。
不登校の先輩がどのようにその苦しい時期を乗り越えたのか、それが誰にでも可能である事を、これを読んで感じて欲しいと思います。
不登校の誰もがこのサイトで立ち直るきっかけを得られるとは思いませんが、一人でも多くこのサイトがきっかけで前を向く気持ちになれたなら嬉しく思います。